長く続く商いとは、
企業、そこで働く人、世の中、みんなに
喜びをもたらすものだと思います。
福利物産株式会社 代表取締役社長
創業230年あまり。
地元尾道でずっと商いを続けてこられたのも、
時代の流れに合わせ柔軟に変化し続けてきたから。
福利物産が創業したのは、230年以上も昔に遡ります。
古文書によると、江戸時代中期、およそ230年以上も昔に前身でもある綿問屋、「福光ヤ」の記述があり、これをもとに、創業は天明六年としています。弊社はそんな遥か昔から、この尾道の地の利をいかし、ここで商いをしてきました。
振り返れば、時代の流れに応じてビジネスを変化させ、挑戦し続けた歴史でもあり、その時代その時代に応じて、ある意味で脱皮しながら今日に至ります。習慣や常識にとらわれない時流を見据えた判断、柔軟な発想は、商いを続けていくためにいつの時代も必要なのではないか、と私たちは考えます。
三方良し(売り手良し、買い手良し、世間良し=売り手と買い手がともに満足し、社会貢献ができる商いがいいという近江商人の教え)プラス、社員も良し、要は社員も満足して、みんなが幸せだ、という世界をつくるのが商いの使命であり、お互いに利益や喜びをもたらすことが永続的な商売を続ける秘訣じゃないか、と。